グランドサークルの旅 その2
3日目 ブライスキャニオン→ページ泊
眠い目をこすりながら6時半にロッジを出ると、空が明るくなり始めていました。
寒いのでありったけの服を着込んでサンライズポイントに向かうと、フードゥーが赤く染まっていました。
夕焼けの柔らかい色とはまた全然違う。
地平線から太陽が昇ってくるとオーと歓声があがります。
美しかった。
ロッジに戻って少し休んでから、人気のナバホトレイルを歩きました。
日差しが強く乾燥しているので、日焼け対策はしっかり、水も1L持ちました。
柵がないところを谷の下までどんどん降りていきました。
途中ハイヒールのインスタグラマーが熱心に写真を撮っていましたが、道は舗装されていないのでちゃんとした靴で行きましょう笑。
でも写真撮影に熱中しちゃうのは納得できるなってくらいの超絶景が続きます。
岩によって侵食の度合いがちがうので、この岩がもう少し削れると、あそこの岩みたいに穴が空いてきて…とフードゥーができる過程をみられます。
谷の底まで行くと、細い川が流れ、木も生えていて景色が変わりました。
こんな少量の水が谷を作ったとは…自然の力はすごい。
後半は絶壁の間をくぐりぬけ、ひたすら登り坂。
どこで立ち止まっても絶景なので、ゆっくりゆっくりと。
写真を撮りながらのんびり歩いて1時間半くらいの程よいトレイルでした!
ハイキング後は、ロッジがあまりに居心地がいいのでそのままロビーで休憩し、お昼もロッジ内で。
全体的に茶色いメニューが多く味も濃い目ですが、フィッシュ&チップスはなかなか美味しかった。
食後はブライスポイントまで移動。
もうトレイルも歩いたしと大して期待していなかったけれど、ここがまたすごかったー。
神秘的すぎて、宗教的な雰囲気を帯びていた…。
もうわたしの語彙力では表現できない。
見渡す限りのフードゥー。
ここで朝日か夕日を見ても良かったなぁ。
ブライスキャニオンが気に入りすぎて、出発するのが惜しかったけれど、
暗くなってからの運転は怖いので15時くらいにページに向けて出発。
乾燥した大地を2時間ほど走るとレイクパウエルが見えてきます。
ページはこの旅で訪れる中で一番大きい町だと思っていたけど、全くそんなことはなく。
AT&Tの電波もなし。
湖があるから成り立っているという感じで、こんなに何もないところによく作ったなぁと感心しました笑。
黒部ダムが小さく思える…
ホテルでチェックインを済ませ、Wahweap Overlookの高台に夕焼けを見にいきます。
人工湖でも、やっぱり水を見ると不思議と落ち着きます。
今度来たらレイクパウエルのクルーズも行ってみたいなぁ。
夕食はFiesta Mexicana Restaurantでお肉をしっかり食べました。
量が多かったので、3人で2皿頼んでちょうどよかった。
とても美味しかった!
宿泊したCountry Innはお洗濯ができたのでありがたかった、とてもおすすめ◎
その3へ続く